ひとり親になる方必見【ひとり親になったらもらえるお金の話】

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離婚が頭をよぎった人が知るべきお金のこと

わたしは離婚して10年が経とうとしています。

わたしの場合、離婚も結婚も若かったが故に、なんの知識もないまま、

勢いだけで今まで生きてこれました。

ただ、この生き方はなかなかデンジャラスでお勧めできません。

わたしの場合は、気合いと若さでなんとかなってましたが、この年になると、

やはりいろいろ知っているといいなと思うことが多々あるからです。

知っていれば、もう迷わず即刻離婚する!!

となる人もいるでしょうし、やはり思いとどまる方もいると思います。

どちらを選択するにしろ知っていた方が得をすることは間違いありません。

今回は、お金のことをお話ししていきます。

ひとり親家庭の支援制度【お金編】

今回のお話は、名古屋市にお住まいの方の場合の話になります。

名古屋市外の方は各市町村に確認してください。

まず対象者ですが、

離婚、未婚、死亡等でひとり親となった場合、子供が18歳に達する日以降の

最初の3月31日までの間にある子どもがいる家庭に対して3種類の手当が支給されます。

高校3年生が終わるまでってことですね!

この3種類ですが、支払う機関が、がそれぞれ支給してくれるので、

3つに別れています。お金を支払う機関が違うってことです。

まず国が支給するお金のことを児童扶養手当といいます。

児童扶養手当の支給額は以下の通りです。

全部支給一部支給
1人目43,160円43,150〜10,180円
2人目10,190円10,180〜5,100円
3人目以降6,110円6,100〜3,060円

収入に応じて変わってきます。

次に、名古屋市から支給されるお金を市ひとり親家庭手当といいます。

こちらは児童ひとりにつき、支給開始月から3年間の支給で終了します。

全部支給一部支給
1年目9,000円4,500円
2年目4,500円3,000円
3年目3,000円3,000円

年々減らされるシステム。4年目からは一切もらえません。

続いて、愛知県から支給されるお金を県遺児手当といいます。

こちらも児童ひとりにつき、支給開始から5年で終了です。

1〜3年目4,350円
4・5年目2,175円

専業主婦をしていて、お子さんが二人いらっしゃる方を例にすると月額80,050円

が支給されるということです。

みんながもらえる児童手当

続いて、中学3年生までの子どもがいる世帯が皆もらえる児童手当

3歳未満一律15,000円
3歳〜小学生第1・2子10,000円
第3子以降15,000円
中学生一律10,000円

※所得が一定以上の場合は子供の年齢関係なく一律5,000円

ここまでトータルするとお子さんが二人世帯ですと、10万円近いお金となりますね!

その他経済的支援

目に見えて銀行口座に支給されてくるお金は上記の通りですが、

他にも様々な支援があります。

まず、一番わたしが助かるなと思っていることは、

医療費の自己負担が助成されること!!

病院代無料ってことです。

子どもはどの家庭も皆医療費助成がありますが、ママ自身が通っても無料なんです。

若いとあまり病院にかかることはないですが、

ちょっと歯医者に行きたいな、とか、

目がコンタクトのせいか、ちょっとだけ調子悪いなって時でも、

気兼ねなく病院に通えます。

一般的に一度初診で病院にかかったら4,000〜5,000円なんてすぐに

いってしまいます。さらに通い続ければ医療費の負担が大きいですよね。

めちゃくちゃ助かってます。

それから、国民健康保険料の減免もあります。

人によってこちらは金額変わってきますが、会社に勤めて支払う社保であると、

月18,000円程度が一般的かと思いますが、わたしの場合、

その半分以下くらいで加入できていました。

こちらは、社会保険がある会社で働くと加入はできませんので要注意。

それから、上下水道料金の減免

水道代が安くなります。

わたしは賃貸マンションに住んでいますが、マンションに一人でもひとり親世帯が

いると、マンション全体が減免措置の対象となってしまうからか、

マンションの管理会社からの請求が、水道代が無料という月が多々ありました。

こちらは水道料金を個別で水道局が請求するか、マンションが請求するかで

変わってくると思われます。

子どもにまつわるお金の援助

名古屋市立の小学校・中学校に通っている場合、給食費・学校用品・修学旅行費用

補助されます。

お金も助かりますが、毎日のお弁当作りからも開放されています。

高校生に上がると入学金が免除、就学支援金により、授業料無償となります。

(私立・県立の場合)

うちの長男は私立に行きましたが、入学金は一旦20万円払ったが後に

戻ってきました。

授業料は全額とはならないものの支払っても8割くらい戻ってきています。

わたしの場合、下の子どもが小学校に上がるタイミングで離婚しましたが、

保育園児であれば、保育料でさえも無料と友達が言っていて驚きました。

こちらも収入に応じてでしょうが。

サポート充実

いかがでしたか?

わたし個人的には、ものすごくサポートされていて、

これなら、なんとかなるかも?と

思っていただけるのではないかなと思っています。

今の時代、結婚もせず、力強く一人で生きている女性もたくさん

いらっしゃる中、子どもが一人でもいたら、こんなにサポートしてもらえるんだ

ってわたしなんかは感じてしまいます。

ひとり子どもがいるだけでそれはそれは大変なことですが、

それでもそんなことも忘れてしまうくらいのたくさんの幸せを

与えてくれるのも子どもだったりしますよね!

公的サポートはお金の部分のみならず、区役所等でいろんな相談にも

のってもられます。

ひとり親サポートが充実しているので、少しは心が軽くなるかも。

わたし自身はひとり親歴が長いので、区役所の担当さんにも

覚えてもらっているので、気兼ねなく仕事のこと、子育てのこと

今でもいろいろ相談しています。

ひとりで悩まず、まずは役所で相談してみてくださいね!

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